おぞましい朝
先日早朝。
「キスしてもいい?」
という父親のありえない囁きで目が覚めた。
悪夢でも見ているのかと思ったが、
残念ながら夢ですらなさそうだった。
意識がはっきりするにつれ、
自分の寝てる部屋には父親と母親がいることがわかる。
母親の「子供が寝てるから……」という
妙に艶っぽい声も聞こえてくる。
それでばっちり目が覚めたが、
目を開けたら広がっているだろうおぞましい光景を
見る勇気はさすがになく、
結局両親が朝から実際にいちゃついていたのかはわからなかった。
父親が発するキスという響きは、
宅八郎が発する「愛してるよ」の数百倍気持ち悪かった。
あの父親と母親がキスをするシーンは、
料金を払うと言われても想像したくない。
ちなみにその日は23回目の結婚記念日だったらしい。
約20年生きていて、
両親が案外ラブラブだと初めて知った。
「キスしてもいい?」
という父親のありえない囁きで目が覚めた。
悪夢でも見ているのかと思ったが、
残念ながら夢ですらなさそうだった。
意識がはっきりするにつれ、
自分の寝てる部屋には父親と母親がいることがわかる。
母親の「子供が寝てるから……」という
妙に艶っぽい声も聞こえてくる。
それでばっちり目が覚めたが、
目を開けたら広がっているだろうおぞましい光景を
見る勇気はさすがになく、
結局両親が朝から実際にいちゃついていたのかはわからなかった。
父親が発するキスという響きは、
宅八郎が発する「愛してるよ」の数百倍気持ち悪かった。
あの父親と母親がキスをするシーンは、
料金を払うと言われても想像したくない。
ちなみにその日は23回目の結婚記念日だったらしい。
約20年生きていて、
両親が案外ラブラブだと初めて知った。
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